遺書

徒然なるままに

「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」をみた感想

どうも。

一ヶ月くらい空いてしまいました。自分でもびっくりです

まあテストやらで忙しかったのでしょうがなかったりするんですけどね

また細々とやっていけたらと思います

 

さて、今回も映画の話です。

映画「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」を見てきた感想を語ります。

 

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ガルパンといえばまあ息の長い、いや長すぎる作品ですね

調べてみたらTVアニメやってたの2012年らしい。マジかよ

萌えと戦車っていう何とも不安を漂わせた題材からここまで素晴らしい作品が出来るってのは今思えばすごいことですよホントに

そしてアニメ本編を一秒も見ずに劇場版を見に行ったのは良い思い出だ・・・

そんなガルパンも最終章に突入し、第2話が近くの劇場でもやるって言うので見に行ったわけでして、公開した次の週ぐらいには見に行ったのですが内容がてんこ盛り過ぎて頭がパンクしそうだったのでつい先日2回目に行きまして、今これを書いています。

 

簡潔に言うと、えげつないクオリティの作品でした。

1話と2話の間が1年半もあって不満もちょこちょこと見受けられましたが、マジで1年半かけてておかしくない出来だったと思います。

戦闘シーンから小ネタまでとにかく作り込んでいる。ホントに1回見ただけじゃ全部分からないですね。何回も見に行くガルパンおじさん達の気持ちがわかった気がします。

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ガルパンおじさん達が口をそろえて「(最終話まで)生きねば。」って言わせるくらいにはすごいんです。まあこのままいけば最終話は2025年あたりですからね・・・

 

 

それでは以下、ネタバレ多少有りでよかった点を語りたいと思います

見に行ってない方は注意。

 

 

 

大迫力で魅せる戦車戦シーン

ガルパンといえばやっぱり戦車での戦闘シーンが欠かせませんね。第2話では一回戦で当たった「BC自由学園」との試合の続き、そして二回戦の「知波単学園」との試合の途中までが描かれています。

この2つ、どちらともすごい気合いが入っています。

一回戦はそのままボカージュ(牧場とか畑みてーなやつ)の中で戦うことになります。

www.youtube.com

冒頭の映像がyoutubeにアップされていますが、なんかもうこの部分だけでもワクワクしてきませんか?俺はします。西住殿のえげつない作戦案からぞろぞろと動き出す仲間の戦車と待ち構える敵側。そして砲撃。特に石垣をぶっ飛ばしているシーンなんかはたまらねえぜ。

でも熱くなってくるのはマジでこの後。マジでニクい切り方してますこの映像。

作戦がうまくいって包囲が完成して追い込んでいくシーンは戦車の機動と砲撃の応酬があふれんばかりに描写されています。それにおいて今回は「一人称視点」とでも言えばいいのか、そんな感じのテクニックが使われていまして。やっぱりこういう戦いの描写って少し引いて全体が見えるようにして作るのが多いと思うのですが、視点をかなり絞って戦車からの視点にしています。戦車と同じように視点も動くんですよ。つたない表現で申し訳ないのですが、とにかく戦車に乗ってるみたいになります。アトラクションとかに近いかも。これが臨場感などを特に引き立たせているように感じました。4DXとかにしたらすごいんだろうなあ。安藤君が戦況を立て直そうと動くシーンとかは特にいいです。

知波単学園との試合でも最後あたりに使用されて、また大迫力になってます。ほんとに落っこちる気分になりますから。この視点は主人公サイドではなくて相手サイドに多用されているのですが、このおかげで「主人公たちの作戦に陥る相手を描写し、主人公側の強さを引き立たせる」みたいな考察みて「うわすげえ!」って思いました。

知波単学園との試合はまた舞台もすごくて、まさかのジャングル戦、夜戦です。雨が降っているときもあり、「よくやろうと思ったな」というのが率直な感想です。作画絶対大変でしょあんなん・・・

 

あと劇場なので音がいい。迫力ありまくり。こればっかりは劇場じゃないとだめですね。僕結構ビビりなので時折一人でビクッとなってて恥ずかしかったですが。

 

・人間関係の描写

映画の大半はやっぱり戦闘シーンなのですが、キャラクター同士の絡みもしっかりと間に挟まれていて、和みますね。西住殿と愛里寿が楽しそうに遊んでるのも見てて尊いし、バレー部と福田がご飯食べてるのも微笑ましいし、大洗のみんなが気の向くままに満喫してるのとかも感慨深くなります。あと、最終章の重要人物の桃ちゃんのことも掘り下げられ、ますます続編への期待が膨らむ内容となっていました。

 

・細かい演出の数々

ガルパンおなじみの小ネタというか細かい部分も盛りだくさん。新しく出てきた他校のシーンや、ひっそりと張られている壁紙だったり、弁当を食べている時の顔だったりととにかくちりばめられています。

あと何気ないキャラの動きとかもすごい好き。特に撃破されたあとの押田君の手の動きとか、転身を指示する細美のぐるぐる回る動きが特に好きです。

 

・他校の活躍

ガルパンは主人公の大洗学園以外の高校もやっぱり人気で。短い時間とはいえしっかりと出てきて活躍が描写されているのはとてもうれしかったですね。劇場版に出てきた学校は全部勝ち上がってますね。プラウダとか継続とかかっこよかったな-。アンツィオはなんかすさまじい作戦で相手をしとめてたのですが、TVアニメ終盤でマウスを仕留めたときみたいだなーとか思ったら感慨深いですね。

大洗と戦った2校も活躍、そして成長があります。

BC自由学園とかめっちゃ強いんですよね。追い詰められているのに逃げ回りながら着実に相手を撃破するし、フラッグ車を守るケアとかも非常にうまいんですよ。最後は反省をふまえてこれから変わっていこうとする感じがまたいい。

知波単学園もそうで、劇場版からびっくりするほど成長して、強敵になっています。個人的にここが一番いいポイントなんじゃないかなと思います。特に最後の西隊長の発言と意思は感動を覚えるほど。西隊長大好きになっちゃいました。

相手側がしっかりと強敵であることで、これまた戦闘シーンにも迫力が出ていますね。

 

 

 

と、以上になります。いや今回もなげえ。

とにかく、ホントに出来がよかったです。そして濃すぎる内容。一時間弱の映画の情報量ではありません。何回も見るべきですね。

 

しばらくは公開してるだろうから、見てない人はすぐに劇場へ!

 

では今回はこのへんで

さようなら